群馬交響楽団首席ティンパニ奏者である三橋敦氏が制作するティンパニマレット。
MIDでは新たなカスタムモデルを販売致します。

既に販売しているシリーズを基にウッド芯で作られた新しいカスタムモデルです。３組のマレットを組み合わせることにより、幅の広い多彩な音色表現が可能です。

Bright

Very Hard〜Hard。音抜けが良く、すっきりと明るい音色が特徴です。

Legato

Medium Hard〜Medium。アタック音を和らげ、オーケストラや吹奏楽のハーモニーに程良くブレンドする音色を持っています。

Grande

Medium Soft〜Soft。柔らかいながらもしっかりとした存在感と重厚感を持ち、豊かな響きと音程感を表現できるマレットです。

”SIKA Mallet MID Custom”のGrande、Legato、Brightの３ペアを購入しました。

以前からSIKA Malletの個性が好きで、今回新作が出たという事で期待をして購入しました。

結果は期待を裏切らない最高の出来でした。

私は音抜けが良いという点がとても気に入っております。それは仔牛皮ヘッド、プラスチックヘッド、どちらの場合にも言えます。（特にプラスティックヘッド）

音程を表現する事も自然と行えます。

また、タッチが柔らかいので購入後即戦力となって活躍しております。

今までにGrandeは、ヴルタヴァ、眠れる森の美女のワルツなどに、Legatoは、ベートーヴェンのシンフォニーなどに、Brightは、ウィリアムテル序曲、ルスランとリュドミラ序曲などで使用しましたが、オーケストラの皆さまやお客さまからも大変好評です。

奏者の気持ちや技術や能力に敏感に対応するこのマレット、日々勉強になっております。

更に育てて様々な楽曲で充実した時間を味わって行きたいです。

(公社)セントラル愛知交響楽団 ティンパニ・打楽器奏者 片山 陽平